実効性のある施策について

ご意見

移住者に米、味噌、醤油を提供することは、移住した後に結果的に食べ物が貰えるだけであって、移住の呼び水にならないと思います。
また、日本一さくらんぼ祭りややまがた雪フェスティバルについては、県外からお客様が来ることによって観光施設や宿泊施設に波及効果が生まれるはずなのに、その県外からのお客様は少ないと聞きます。
例をあげましたが、限りある予算ですので、もっと実効性のある施策に税金を使うべきだと思います。(2020-01-31)

県の取組状況

県では、本県へ移住を希望される方の御意見等を踏まえ、市町村や民間事業者と連携して、良質で低廉な賃貸住宅など生活の基盤となる「住宅」をはじめ、「（仕事の）職」、「（食べる）食」への支援を一体的に行う山形らしい移住促進策を進めています。
この一環となる「食」の支援は、市町村、JAや山形県醤油味噌工業協同組合と一緒になって、米どころ山形の県産米や味噌、醤油1年分を提供し、本県に移住される方々を温かく迎え入れるための取組みです。こうした趣旨について、移住を希望される方に丁寧にお伝えすることにより、山形らしいおもてなしとして本県に安心して移住する気持ちになっていただきたいと考えています。
また、第8回「日本一さくらんぼ祭り」（R1.6.22～23）の来場者273,000人のうち県外は約37％、第5回「やまがた雪フェスティバル」（R2.1.31～2.2）の来場者225,000人のうち県外は約13％となっており、両祭りの知名度向上に伴い、県外のお客様と経済波及効果は着実に増加していると考えています。
県では施策をより効果的なものとするため、毎年、主要な事業を対象に「事務事業評価」を実施しています。評価に際しては、事業の必要性、効率性及び有効性等について、担当課による自己評価のほか、県民からの意見募集や第三者委員による外部評価を行っており、その評価・検証結果も踏まえ、毎年度の予算を編成しています。
今後も事務事業の見直し・改善等にしっかり取り組むとともに、より実効性のある事業に優先的に予算を配分するなど、一層の事業の選択と集中を推進してまいります。 (2020-03-25　実施中・実施済)

（ 総務部 行政改革課、財政課　企画振興部 市町村課　観光文化スポーツ部 観光文化スポーツ部　 ）