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更新日:2020年6月5日
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山形県内の下水道にいるコロナウイルスを徹底的に駆除してください。(2020-05-15)
本県では、国土交通省より示されたウイルスに対する下水処理に係る情報に基づいて、適切に下水処理を行っています。
国土交通省が示す「下水処理過程でのウイルスの失活や塩素処理の効果」は以下のとおりです。
1 下水処理過程でのウイルスの失活について
SARSコロナウイルスはpH7~8の汚水中、6時間程度で失活することが判っており、同種の新型コロナウイルスについても、8時間程度の滞留時間を要する一般的な下水処理(pH7~8)の過程で十分、失活させることが可能であると考えられます。
2 塩素処理の効果について
SARSコロナウイルスは大腸菌よりも塩素消毒に感受性が高いことが判っています。同種の新型コロナウイルスについても、生物処理後に塩素処理を行い、大腸菌群数を十分低減することで、感染リスクを相当程度、低減することが可能と考えられます。
本県では、滞留時間、塩素処理とも上記の内容を満たしており、引き続き、処理場での消毒等による水質管理を適切に行ってまいります。 (2020-06-05 実施中・実施済)