更新日:2020年7月13日

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豚熱ワクチンについて

ご意見

今年度に入り、隣県の新潟県で豚熱に感染したいのししが見付かっています。今はまだ上越で止まっているとは言え、感染速度は速く、年内にも中越・下越に至り、山形県に迫って来ると思います。県内の養豚場を守るためにもワクチンを導入すべきだと思います。(2020-07-01)

県の取組状況

豚熱のワクチン接種については、野生いのししにおける感染状況や環境要因などを踏まえ、豚熱感染リスクが高い地域として農林水産省からワクチン接種推奨地域に指定されることが前提となりますが、現時点において、農林水産省は、距離が大きく離れていることなどから山形県を推奨地域には指定しないとの見解を示しています。
県としては、新潟県上越地方での野生いのししの陽性事例を受けて、豚熱感染のリスクがより高まってきたものと認識しており、本県養豚場への感染を未然に防ぐためワクチン接種は有効な手段となることから、農林水産省に対し、できるだけ早期の推奨地域指定を働きかけていくこととしています。
なお、ワクチン接種を行う場合、防疫上県内の全養豚場で実施することが基本となるため、生産者や関係団体の合意形成を進めていくとともに、推奨地域に指定された際に、すみやかに接種が可能となるよう、取り組んでまいります。(2020-07-07実施中・実施済)

( 農林水産部 畜産振興課 )