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更新日:2020年10月13日
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人の生活圏に出没するクマとの共存は不可能であり、クマによる人身被害等を防ぐためには、クマは山奥で生息し、里山(人の生活圏)には近づけないよう、生息数管理をすることが必要ではないでしょうか。 (2020年9月14日)
本県のツキノワグマの生息域は広範囲に及んでおり、人里での出没は相当数に上るため、従来から注意喚起を呼びかけてきたところです。
また、ツキノワグマが活動または出没する度合いに応じ地域を区分し、それぞれに対応した被害防止対策を実施しています。具体的には、例えばツキノワグマと人の活動が重複する緩衝地域では、市町村及び山形県猟友会等と連携のうえ、春季捕獲による個体数管理を実施しています。特に、人間を怖がらず、平気で人里に出没する加害性が強い個体などは、積極的に捕獲する必要があると考えています。
県では、ツキノワグマの個体群維持を図りつつ、生息数を適正な水準に減少させ、行動域を適正な範囲内に抑制し、人身被害の防止及び農林業被害の軽減を図ることを目的に「山形県ツキノワグマ管理計画」を策定し、人とツキノワグマとの適切な関係の構築に努めています。(2020年10月2日 実施中・実施済)