新型コロナウイルス感染症対策としての学校行事の禁止について

ご意見

　県内で新型コロナウイルス感染症の新規感染者が確認されない中で、学校行事が通常に戻りつつあるようですが、学校でクラスターが発生した場合に、その影響で子どもの親が失業することが心配です。新型コロナウイルス感染症に対する完璧な対策はありませんので、来春まで県や市町村は学校行事を禁止するべきではないでしょうか。(2020年9月23日)(同種意見有)

県の取組状況

　各学校では、新型コロナウイルス感染症の感染防止のため、マスク着用等の咳エチケットや手洗いの励行、こまめな換気といった基本的な感染症予防対策に加え、登校前の症状の有無の確認や体温測定等の徹底、身体的距離の確保、清掃・消毒の徹底などに日々努めているところです。
　学校行事については、児童生徒が協働して共通の目標を達成するといった体験を通じて、望ましい人間関係を構築する力や課題を解決する力、多様な他者を尊重する態度など、コロナ禍にこそ必要な力を育成する貴重な学びの機会ととらえています。
　県教育委員会としては、今後とも市町村教育委員会と連携し、「新しい生活様式」を踏まえた感染防止対策の徹底により感染リスクを可能な限り低減しながら、授業や学校行事をできるだけ実施し、コロナ禍にあっても、子どもたちの学びの場、体験の場を確保できるよう取り組んでまいります。(2020年10月15日 実施中・実施済)

（ 教育庁 義務教育課　特別支援教育課　高校教育課　スポーツ保健課 ）