更新日:2021年8月6日

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整備新幹線について

ご意見

 新幹線の需要確保等の観点から、羽越・奥羽新幹線として仙台、山形、新潟、北陸、関西へと経由するルートによる整備を検討してほしい。(2021年7月19日) 

県の取組状況

 奥羽・羽越新幹線は、全国新幹線鉄道整備法に基づく基本計画路線として、奥羽新幹線は福島市~(山形市経過)~秋田市間を、羽越新幹線は富山市~(新潟市・秋田市経過)~青森市間を起終点として、昭和48年に政府においてそれぞれ決定されました。
 県では、平成29年に関係6県(青森県、秋田県、山形県、福島県、新潟県、富山県)による合同プロジェクトチームを立ち上げ、両新幹線の整備効果等について調査・検討を進めてまいりました。今年6月に公表した調査結果では、整備手法の工夫等も行いつつ、費用便益比(B/C)が「1」を上回る結果が得られるなど、両新幹線の整備妥当性や意義が確認されたほか、全国の新幹線ネットワークにつながることで、首都圏はもとより、沿線地域間さらには関西圏など、全国各地との交流拡大を通した地域発展のビジョンを示したところです。
 今後、今回のプロジェクトチームの成果等も活用しながら、6県が連携して政府等への提案・要望活動を実施していくとともに、本県においては、両新幹線の整備実現と奥羽新幹線の足がかりとなる「福島~米沢間のトンネル」の早期事業化に向け、コロナ禍で落ち込んだ山形新幹線等をはじめとする県内鉄道の利用回復・新規需要創出に取り組んでまいります。
 この度の御意見なども参考にさせていただきながら、引き続き奥羽・羽越新幹線の早期実現に向けた取組みを推進してまいります。(2021年8月3日対応困難)

( みらい企画創造部 総合交通政策課 )