ホーム > 県政情報 > 情報公開・広報・広聴 > 広聴 > 県民の生の声コーナー > 2021年 > 7月 > 農業高校への予算拡充、存続について
更新日:2021年9月2日
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農業高校は、予算の減額により老朽化した施設、機械が目立ち、実験や実習の資材も思うように買えないと聞きます。また、生徒数の減少により、統廃合の対象になっている学校もあります。農業分野の人材育成のため、農業高校に予算を投じていただきたいです。農業高校の活躍はよく目にしており、生徒も先生も地域のために一生懸命活動してくれています。メディアでも農業高校の活躍はよく取り上げられています。将来、農業に携わるのは少数かもしれませんが、農業を通じて育てられた生徒が数多くいれば、山形県の農業の発展につながるのではないでしょうか。(2021年7月27日)
本県では、豊かな自然条件等を活かし、米や果樹、野菜や花き栽培など多彩で良質な農業が営まれており、農業は本県の基盤となる産業です。このため、本県の農業を支える人材を育成し、本県の農業の将来における持続的な発展が重要となっています。
本県の各県立農業高校では、地域の農業を題材としたプロジェクト学習に取り組んでおり、全国でも高い評価を受けている活動があります。一方、入学者の減少が続き、学校の小規模化に伴い適正規模の施設や農場の維持が課題となっています。
県教育委員会としては、中学校の進路担当教員への情報提供など、機会をとらえて農業高校の魅力を周知し、入学者の確保に努めるとともに、6次産業化など農業の多様化や農業技術の高度化などに対応するため、高等教育機関や農業関係団体とも連携し、農業高校における教育内容や施設の充実、先端的な機器の整備を図りながら、引き続き、農業に関わる人材の育成に努めてまいります。(2021年8月31日実施中・実施済)