ホーム > 県政情報 > 情報公開・広報・広聴 > 広聴 > 県民の生の声コーナー > 2022年 > 7月 > 救急病院の在り方について
更新日:2022年7月22日
ここから本文です。
2歳の孫が腹痛を訴えため救急車を呼びましたが、病院に到着後すぐにPCR検査をされ、その後何の処置もなく個室で待たされました。その後レントゲンの検査を受けましたが小児科の先生に来てもらうことができないと言われました。再度救急車を呼び、別の病院に搬送してもらい、到着後すぐに血液検査、点滴等して緊急入院となりました。
大事には至りませんでしたが、そもそも救急患者として利用する可能性の高い小児を診ることができる先生が救急病院にいないというのはなぜでしょうか。 (2022年7月11日)
本県では、小児科医の数が全国平均に比べ少なく、休日や夜間における小児科の診療体制が十分に確保されていない地域があることから、小児救急医療体制の整備に向けて取組みを進めているところです。
小児科医の確保については、関係機関と連携し、小児科を目指す医学生に対する修学資金の貸与などを行っているところですが、医師の養成には長期間にわたり継続して取組む必要があるため、限られた医療資源を有効に活用しなければなりません。
このため、県では、毎日午後7時から翌朝8時までの小児救急電話相談の実施や、子どもの急病時の対処方法等に関するガイドブックの配布などにより、急病時の不安解消のための施策を実施しています。
引き続き、このような取組みを進めるとともに、関係機関と連携しながら、県内の小児救急医療体制の充実・強化を図ってまいります。
なお、新型コロナウイルス感染症に対応するため、救急搬送時に発熱等の症状がある場合、医療機関でPCR検査を行い、検査結果が出るまでお待ちいただくこともあると伺っています。感染拡大防止のため、御理解くださるようお願いします。(2022年7月22日実施中・実施済)