蔵王での風力発電設置計画について

ご意見

　関西電力株式会社が宮城県川崎町にて検討している風力発電計画について、「なんで蔵王なのか」との反対の考えに賛同できません。
1.災害時など電力が東北に必要な時には電力を東北に優先的に回す、2.風力発電の近くに数カ所公園を整備させ新しい観光地にする、3.途中までの公道の整備義務を課す、などの条件付きで認めるなどの今後の電力事情に対する展望が必要です。
　景観の観点のほかに、風力発電事業により、新名所を創造して観光収入を増やすなど、もっと広い展望で考えてほしいです。(2022年7月7日)

県の取組状況

　本県では、産業振興と地域の活性化、更には将来的な脱炭素社会を実現するため、化石燃料に依存しない太陽光や風力、水力などの再生可能エネルギーの導入拡大を進めています。
　地域の再生可能エネルギー資源を活用することは、持続可能な社会の実現に加え、地域の雇用や利益、環境価値を生み出し、地域経済に好循環をもたらし、様々な地域課題を解決していくための有効な手段であると考えています。
　本県では、引き続き、再生可能エネルギーの導入拡大を進めていく必要があると考えていますが、その際は、発電事業者と地元住民や関係の皆様との間で、十分にコミュニケーションが取られ、地域との共生が図られた再生可能エネルギーの導入を目指していきたいと考えています。(2022年7月19日実施中・実施済)

（ 環境エネルギー部 エネルギー政策推進課 ）