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更新日:2023年10月12日
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今年はクマによる人身被害が8月末の同時期で過去最多となり、ブナの実も凶作が見込まれていることから、今後注意が必要だと思います。
クマなどの野生動物が人里に出没しない対策や農作物被害を防ぐ対策ができれば良いと思います。(2023年9月29日)
近年、山形県内では、ツキノワグマの出没が増加傾向にあり、毎年のように人身被害が発生しています。今年も既に4件の人身被害が発生しています。
特に今年は、目撃件数が多くなっていることや、クマの餌となるブナの実が凶作の見込みであることから、この秋、ツキノワグマとの不意の遭遇による人身事故が懸念される状況です。
県では、人の生活圏への野生動物の出没を抑制する対策として、誘引物となる取り残しの果実の除去などの対策の普及を図るとともに、緩衝林の整備や管理により野生動物との棲み分けを図っています。また、農作物の被害対策としては、電気柵等の設置などに対する経費の補助や、地域ぐるみによる被害対策の普及、支援を行っているところです。
引き続き、専門家の意見を聞きながら、野生生物の出没防止対策に取り組んでまいります。(2023年10月10日実施中・実施済)