更新日:2024年10月3日
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昭和37年から令和元年まで57年の長きにわたり、山形県の文化・芸術のシンボルだった「旧山形県県民会館」。
皆さんの思い出がたくさん詰まった旧山形県県民会館について振り返ってみましょう。
旧県民会館思い出の写真・旧県民会館で愛されていた美術品、今ここに・旧県民会館と山形県総合文化芸術館(やまぎん県民ホール)を比べると・山形県総合文化芸術館(やまぎん県民ホール)で展示を行っています
【開館当時】
「山形県県民会館」の文字 旧県庁(文翔館)から見た外観
県民会館のシンボルだった噴水 緞帳
【こんな企画もありました(周年事業)】
30周年 35周年 35周年
50周年
【最終公演】
最終公演(ユニコーン)
最終公演日の噴水の様子
旧県民会館には、立派な美術品が数多く展示されていました。館を訪れた際に、一度は目にした美術品。建物と一緒に全部壊されるのか、と残念に思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、展示されていた大事な美術品は、旧県民会館での思い出を引き継ぐべく、場所を変えて愛されています(愛される予定です)。その一部をご紹介します。
なお、建物や敷地の内部に展示しており、展示品を直接ご覧いただけないものがございます。
作品 | 旧県民会館の設置場所 | 現在の設置場所 |
---|---|---|
若き日 | 2階ロビー |
村山総合支庁 西村山地域振興局 |
伸び行く | 会館正面 | 米沢工業高校 |
捧げる | 2階ロビー | 山形工業高校 |
早春 | 2階ロビー | 山形西高校 |
このほか、令和5年度開院した「山形県立新庄病院」に多くの美術品が移設されています。
旧県民会館の意思を受け継いだのが、山形駅西口に令和2年5月に開館した山形県総合文化芸術館(やまぎん県民ホール)です。その規模を比較してみましょう。
旧県民会館の思いを引き継いだ、山形県総合文化芸術館(やまぎん県民ホール)。
大ホールに向かう階段の側には、旧県民会館の「思い出」が詰まった当時の客席椅子を設置しています。
椅子にはお座りいただけますので、やまぎん県民ホールに足をお運びいただいた際には、ぜひご覧ください。
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