新型コロナウイルス感染症対策に関する知事と医療専門家との意見交換会
新型コロナウイルス感染症対策として県が講ずべき対策に関し、医療の専門家の観点からご意見をいただくため、知事と医療専門家との意見交換会を下記のとおり開催しました。
第1回(令和2年4月15日開催)
- 次第・出席者名簿(PDF:132KB)
- 主な意見
- 緊急事態宣言は早めに出したほうがよい。東北6県で連携して取り組んでもらいたい。
- 県境検温により、県独自の姿勢を見せていくことが大切。
- 軽症者用の受入施設を早期に整えてほしい。
第2回(令和2年5月7日開催)
- 次第・出席者名簿(PDF:137KB)
- 主な意見
- 現在は外出制限・自粛の緩和の入口だが、引き続き県外との往来自粛、マスク着用、3密禁止のアナウンスは必要。
- 県内の学校は積極的に再開を。
- 山形県民になじむ生活スタイルを作ること。
第3回(令和2年5月25日開催)
- 次第・出席者名簿(PDF:135KB)
- 主な意見
- 6月以降は移動自粛を解除することでよい。第2波、第3波が来ると思うので、再制限がありうることを周知すべき。
- 休業要請等を判断する目安については、目標数値に厳密にこだわらなくとも、総合判断でよい。
- イベント開催時の配慮については、各団体で作成しているガイドラインを参考にするとよい。
第4回(令和2年7月8日開催)
- 次第・出席者名簿(PDF:163KB)
- 主な意見
- 新型コロナは死に至ることもある病気であるということを念頭に、いま一度、感染防止策を確認することが必要。
- 注意・警戒レベルについては、状況に応じ、随時見直しを行ってよいが、公表のタイミングを見極めること。
- 予防の手引きについては、広い世代に活用されるよう、挿絵や写真と文字とのバランスに配慮するとともに、
様々な業種からも意見を聞くべき。
第5回(令和2年11月12日開催)
- 次第・出席者名簿(PDF:138KB)
- 主な意見
- 県内の感染はマスクをしていない会食が大きな要因。マスク着用の徹底が必要。
- 現在は、レベル「3」の入り口が見える「2」。いつ上がってもおかしくない。
- 年末年始に帰省するときは、しっかり健康観察してもらい、新しい生活様式をしっかり守ってもらうのが大切。
第6回(令和2年12月18日開催)
- 次第・出席者名簿(PDF:165KB)
- 主な意見
- 医療はひっ迫状態にあり、県民に行動変容を求めなければならない。
- 忘新年会は開催しないことが望ましいが、開催するのであればアルコールなしで、国の指針に基づいたものにすべき。
- GoToトラベルなど各種キャンペーンは慎重な判断が必要。
第7回(令和3年4月9日開催)
- 次第・出席者名簿(PDF:145KB)
- 主な意見
- 寒河江市は新規感染者数も減ってきており、緊急事態宣言は解除の方向でよいが、山形市は解除すべきタイミングではない。
- いつ重症化するかわからない患者も多く、自宅療養者や宿泊療養者の体調の急変も危惧される状況。重症者が増えてきたらICUを全てコロナ患者に使うこととなる。
- 高齢者施設等に特化した対策も必要ではないか。
第8回(令和3年8月19日開催)
- 次第・出席者名簿(PDF:37KB)
- 主な意見
- 県独自の緊急事態宣言を出す場合は、具体の目標値を設定するなど、わかりやすく厳しい表現にする必要がある。
- 学生や子どもの感染が多いため、学童や部活動に制約を設けることも必要ではないか。
- 今後、自宅や宿泊療養者が増えることを想定して、医師の派遣や在宅医療について検討してはどうか。
- 県外からの流入を止めるのは山形県だけの取組みでは難しい。山形県と隣県の知事が共同会見を開き、県外との往来自粛を呼びかけてはどうか。