更新日:2023年10月4日
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感染から数週間以内にインフルエンザに似た症状が出ることがあります。その後、自覚症状のない時期(無症候期)が数年続き、さらに進行すると、病気とたたかう抵抗力(免疫)が低下し、本来なら自分の力で抑えることのできる病気(日和見感染症とよばれる)などを発症するようになってしまいます。
HIVは血液、精液、膣分泌液、母乳などに多く分泌されるため、性器や肛門、口などの粘膜や、傷口を通って感染します。
唾液、涙、尿などにはほとんど含まれないので、お風呂やトイレ、飲み物の回し飲み等で感染することはありません。
日本では、「性行為による感染」が9割を占めています。
膣性交だけでなく、肛門性交・口腔性交、手や口による愛撫でも感染する危険があります。挿入前からコンドームを使用しましょう。コンドームが途中で抜けたり破れたりしないように、使用期限や取り扱いにも注意が必要です。
また、血液を素手で触ったり、カミソリを共用したりしないようにしましょう。
HIVに感染しているかどうかは、血液検査によりわかります。
HIVに感染しても、特徴的な症状がないために、気づかないまま何年も経過することも少なくありません。検査を受けることで初めて感染の有無を確認することができます。
全国のほとんどの保健所で、無料・匿名で検査が受けられます。また、有料ですが、医療機関でもHIV検査は受けられます。
村山保健所では、無料・匿名でHIV迅速検査を行っております。検査結果は当日お伝えします。
感染初期は正しい検査ができないことがあります。感染機会から3ヵ月以上過ぎてから検査を受けましょう。
村山保健所では、「無料・匿名」でHIVの検査を実施しています。
また、同時に梅毒、性器クラミジア感染症、B型・C型肝炎ウイルス検査も受けることができます。
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