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更新日:2024年9月19日

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「腸管出血性大腸菌感染症」や「E型肝炎」にご注意ください!

 置賜地域では毎年夏から秋にかけて、「腸管出血性大腸菌感染症」が多く発生しています。また、年間数件ではありますが「E型肝炎」も発生しています。「腸管出血性大腸菌感染症」及び「E型肝炎」は、どちらも病原体に汚染された食品等の摂取による経口感染が多いため、バーベキューや焼肉などをご家庭で実施する機会が増える秋の行楽シーズンにおいては、感染にご注意ください。また、今回、注意喚起のためのチラシを作成しましたので、ご活用ください。

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「腸管出血性大腸菌感染症」「E型肝炎」(注意喚起チラシ)(PDF:287KB)

腸管出血性大腸菌感染症について 

 腸管出血性大腸菌感染症とは、ベロ毒素を産生するO157などの腸管出血性大腸菌による感染症です。腸管出血性大腸菌は、牛や羊、鹿などの腸が長い動物の大腸に生息し、これらの動物の便で汚染された肉、野菜や井戸水などを口にすることによって感染します。また、動物に直接触れて感染することもあります。症状としては発熱、激しい腹痛、おう吐、下痢、血便などがあり、 重症の場合、溶血性尿毒症症候群(HUS)や、脳障害を併発することがあります。特に小児や高齢者など抵抗力の弱い方は注意が必要です。

 予防するためには、調理や食事の前には石けんで手をよく洗いましょう。また、生野菜などはよく洗い、食肉は十分な加熱(75℃、1分以上)し、中心までしっかり熱をとおしましょう。

腸管出血性大腸菌とは(パンフレット)

腸管出血性大腸菌感染症(二次感染予防)(パンフレット)

E型肝炎について

 E型肝炎とは、E型肝炎ウイルスの感染によって引き起こされる急性肝炎です。このウイルスは糞便中に排出され、汚染された水や野菜、肉類を生で食べることによって感染します。また、ブタやシカ、イノシシ、ウシなどの多くの動物がE型肝炎ウイルスに感染することがわかっており、これらの食肉及び内臓の生食、または加熱不十分での喫食が原因となる恐れがあります。E型肝炎は衛生状態の悪い地域で多くみられ、先進国では散発的に発生していたので、輸入感染症(国内では発生がない、または発生が少なく流行していないが、海外では常在し流行している感染症)として考えられてきましたが、近年は全く渡航歴のない国内発症例もみられていることから、日本でもそれぞれの地域に既に土着していると考えられています。症状としては発熱、吐き気、腹痛、黄疸、肝腫大などがあり、特に妊婦では劇症化しやすいため、注意が必要です。

 予防するためには、調理や食事の前には石けんで手をよく洗いましょう。また、豚レバーをはじめとする豚肉やシカやイノシシなど野生動物の肉等は、生で食べず加熱調理の際には中心部まで火が通るよう十分に加熱しましょう。

お問い合わせ

置賜総合支庁保健福祉環境部保健企画課感染症対策担当

住所:〒992-0012 米沢市金池七丁目1番50号

電話番号:0238-22-3002

ファックス番号:0238-22-3003