更新日:2024年9月12日
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厚生労働省は毎年9月24日から30日を「結核予防週間」と定め、結核に関する正しい知識の普及啓発を図ることとしています。
それに加えて今般、新型コロナウイルス感染症をはじめとした呼吸器感染症の脅威が再認識されており、呼吸器感染症に関する知識の普及啓発を図るため、令和6年度からは、同期間を「結核・呼吸器感染症予防週間」として実施することになりました。
置賜総合支庁本庁舎では9月24日から10月2日まで、1階ロビーにて結核に関するパネル展示とパンフレットの配布を行います。
結核とは、結核菌が体の中に入ることによって主に肺に炎症を起こす病気です。昔の病気というイメージがあるかもしれませんが、今でも全国で年間10,000人以上の患者が発生しています。結核はかつて不治の病といわれていましたが、現在は毎日きちんと薬を飲み続ければ治る病気になりました。
結核って、どんな病気?(置賜保健所作成チラシ)(PDF:809KB)
自覚症状がなくても、年に1度は健康診断などで胸部レントゲン検査を受けましょう。また、咳や痰が2週間以上続いたり、微熱や体のだるさが続く場合は、早めに医療機関を受診しましょう。健康診断の詳細についてはお住いの市町へお問い合わせください。
インフルエンザや新型コロナウイルス感染症、細菌性肺炎などを呼吸器感染症といいます。 呼吸器は呼吸に関連する器官であり、上気道(鼻、咽頭、喉頭)、下気道(気管、気管支)、 肺から成ります。呼吸器は空気の出入りがあり、それに合わせてウイルスや細菌が侵入し、感染症を引き起こすことがあります。気道や肺に炎症が起こり、咳や痰、発熱、胸痛、呼吸困難などの症状がみられます。
手洗い・うがい、換気等をしっかり行いましょう。また、症状があるときはマスクを着用
しましょう。咳やくしゃみをするときは、ハンカチなどで口をおおい、咳エチケットが有
効です。また、栄養バランスのとれた食事やて適度な運動、睡眠時間の確保など、日々の
生活習慣も大切です。
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