ホーム > 県政情報 > 山形県の紹介 > 組織案内 > 庄内総合支庁産業経済部 > 「忍者気分で安全作業」スローライン等を使用したかかり木処理研修の開催について
更新日:2022年12月5日
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NPO法人ツリーマスタークライミングアカデミーの守屋チーフインストラクターを招聘してロープを使った木登り技術であるスローラインを使ったかかり木処理についての研修会が開催されました。
令和4年10月20日(月曜)
10時00分~15時00分
第1会場:鶴岡市三瀬地内杉林(藤倉山二口登山口付近)
第2会場:八森山スキー場
TEL:0235-66-5534(普及担当高橋)
メール:yshonaishinrin@pref.yamagata.jp
当日は5名の参加者がありました。
朝から雨模様の天候の中、藤倉山二口登山口付近のスギ林にて、実際に立木を伐倒してかかり木を作り、講師によるスローラインの実演が行われました。
講師が長さ10cm程の大きさのナイロン製の袋に鉛製のビーズを詰めた錘を糸の先端に結び付けて投げ、狙った枝に糸をひっかけました。その後、その糸にロープを結び付けて手繰り寄せ、枝を通じて幹にロープを絡ませ、ロープを引っ張ってかかり木を倒すのを見学しました。
午後は晴れ間も見える中、八森山スキー場でスローラインの投擲実習をしました。講師の優しい指導がありましたが、なかなか思うように投げるのは難しく、参加者の皆様も苦戦していました。講師からは、錘をより遠い目標へ飛ばすための大きなパチンコ状の器具の紹介もありました。
その後、スローラインを使って枝に巻き付けたロープを使った木登り体験も行われました。参加者も皆、6~7mほどの高さまで登ることができました。
参加者からはロープの結び方や、この技術を使った樹上作業の研修を求める声もあがり、物珍しさだけではなく、技術の有用性の高さが興味を引いた様子でした。
今後も森林・林業への興味・関心を喚起し、林業や森林整備の担い手を育てるため、同様の研修会を企画していきたいと考えています。
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