更新日:2024年3月12日
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平成30年9月9日、岐阜県の養豚農場において、我が国では、平成4年以来26年ぶりとなる豚熱(CSF)の国内発生が確認されました。山形県でも鶴岡市で1件の発生が確認され、これまでに愛知県、三重県、福井県、埼玉県、長野県、山梨県、沖縄県、群馬県、和歌山県、奈良県、栃木県、神奈川県、滋賀県、宮城県、茨城県、東京都、兵庫県及び佐賀県の20都県で計90事例発生が確認されてます(令和6年3月7日時点)。
豚熱は、豚やイノシシの病気であって人に感染することはなく、仮に豚熱にかかった豚の肉や内臓を食べても人体に影響はありません。また、感染豚の肉が市場に出回ることはありません。
なお、豚熱ワクチンを接種していても、豚熱が発生する可能性があります。養豚農家の方は、引き続き、飼養衛生管理の徹底や早期摘発のための監視の強化に万全を期すようお願いします。飼養している豚に異常が見られた場合は、すぐに家畜保健衛生所までご連絡ください。
関連情報
令和4年~令和5年のシーズンの家きんにおける高病原性鳥インフルエンザの発生状況は、2023年4月7日の最終発生までに26道県で84事例(うち、山形県鶴岡市で1事例)となり、多数の発生が認められました。野鳥についても、令和4年9月25日に回収された死亡ハヤブサで感染が確認されて以降、2023年4月20日に回収された死亡ハシブトガラスまで28道県で242例の高病原性鳥インフルエンザウイルスの検出事例が確認されました。
令和5年~令和6年のシーズンは11月25日に国内1例目が確認されて以来、茨城県、群馬県、埼玉県、岐阜県、香川県、山口県、佐賀県、長崎県の8県9事例で発生しています。また、引き続き全国的に死亡野鳥から高病原性鳥インフルエンザウイルスの検出が報告されています。(令和6年3月7日時点)。同様に、世界各地でも引き続き発生が確認されています。
関係者の皆様におかれましては、引き続き家きん飼養場所へのウイルス侵入防止対策の徹底にご理解とご協力をお願いします。
家きん等を飼養する皆様におかれましては、引き続き飼養衛生管理を徹底し、飼養している家きんに異常が見られた場合はすぐに家畜保健衛生所までご連絡ください。
関連情報
現在、国内での発生は確認されておりませんが、韓国、北朝鮮、ロシア、中国等のアジア周辺諸国において、口蹄疫が発生しており、国内への侵入リスクは依然として高い状況です。家畜ごとに定められている飼養衛生管理基準を遵守し、各農場での飼養管理・衛生管理を徹底してウイルスの侵入を防ぐことが大切です。
関連情報
飼養衛生管理基準は家畜伝染病予防法に基づき定められており、家畜の種類ごとに所有者が守るべき最低限の事項が規定されています。
令和2年度シーズンの高病原性鳥インフルエンザの大流行及び豚熱のワクチン接種農場での継続的な発生を踏まえ、飼養衛生管理基準(全畜種)が改訂されました(令和3年9月24日公布)。これにより、大規模農場における畜舎ごとの飼養衛生管理者の配置と対応計画の策定、埋却地確保の取組についての明確化が図られています。
関連情報
異常家きんやCSF、口蹄疫が疑われる症状が認められる場合には、直ちにかかりつけの獣医師または家畜保健衛生所に連絡をお願いします。
庄内家畜保健衛生所電話番号:0235-68-2151
(夜間・休日等、職員が不在の場合には自動的に緊急用携帯電話に転送されます)
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