更新日:2024年8月2日
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交通事故やスポーツ外傷等の後に、脳脊髄液が漏れ出し減少することによって、起立性頭痛
(立位によって増強する頭痛)などの頭痛、頚部痛、めまい、倦怠感、不眠、記憶障害など様々な
症状を呈する「脳脊髄液減少症」とよばれる疾患が起こりうるのではないかとの報告が一部の研
究者からなされています。
この疾患については、医学的な解明が進められている段階であり、スポーツ外傷等を原因とし
て起きるかどうかも含め、いまだ定まった診断基準や治療法が確立していません。そこで、国で
は、研究班を発足させ統一的な診断基準の確立や治療指針の研究が行われています。
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