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更新日:2019年9月7日

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令和元年度知事のほのぼの訪問(第1回)(たらふく工房満沢)

令和元年度知事のほのぼの訪問(第1回)の概要(令和元年7月5日開催)

開催日時等

【とき】令和元年7月5日(金曜日)14時45分から15時20分

【ところ】みつざわ未来創造館らいず(最上町)

【訪問先】たらふく工房満沢

【出席者】たらふく工房満沢 代表 菅安子さんほか会員の皆さん
知事、最上町長、最上総合支庁長ほか

訪問の概要

最上町で、旧満沢小学校の校舎を活用した農家レストラン「たらふく工房満沢」を訪問しました。
「たらふく工房満沢」は、有志で集まった地元農家の主婦等9名が運営する農家レストランで、自家製の野菜や近隣の山で採れる山菜、きのこ、イワナなど、地元食材を使った料理の提供や漬物等の加工、販売等を行っています。
皆さんから日頃の活動の様子などをお聞きしました。

訪問の様子

たらふく工房外観 たらふく工房内観

令和となり最初の知事のほのぼの訪問では、みつざわ未来創造館らいずにある「たらふく工房満沢」を訪ねました。
みつざわ未来創造館らいずは、閉校した満沢小学校の校舎を活用した町営施設で、町の活性化を図る推進施設として利用されています。

知事あいさつ

始めに知事から、「皆さんはいきいきと農家レストランを経営されています。活躍の場があり、明るく活動することは健康にもいいし、それが家族の幸せにつながり、地域、最上、山形の幸せにつながっていくと思います。皆さんの活動は県政運営の基盤の1つ「県民総活躍」の模範になるものです。日頃どのような活動をされているかお聞きし、いろいろな地域の参考にさせていただきたいと思います。」とあいさつがありました。

高橋町長あいさつ

髙橋町長からは、「満沢小学校は平成24年に閉校になったが、学校がなくなるのは本当にさびしいこと。そこに立ちあがった皆さんが、農家レストランで温かいもてなしをされています。昨年度は約2,000人が訪れ、宮城県からの団体客や、つい先日は台湾からの団体客も訪れています。まさしく、皆さんの頑張りが、町づくりの頑張りになっています。」とごあいさつがありました。

懇談の様子1 懇談の様子2

次に、たらふく工房満沢の菅代表から、「満沢は自然と田園風景が素晴らしいところ。家以外にみんなの集まる居場所があることはすごく大事なことだと思っています。ここで活動できることを皆さんに感謝しています。」とのごあいさつをいただきました。
あわせて、会員の紹介と団体の概要について説明していただきました。
たらふく工房満沢は完全予約制のレストランで、御膳は年4回、季節に応じて特徴あるメニューに変わります。郷土料理の提供のほか、漬物やバター餅の加工等も行っており、地元の産地直売所や東京のアンテナショップ等で販売しています。

笑顔で会話する知事 アスパラの1本漬けと「薬師様の水」で入れたお茶

続いて、満沢地区にある「里の名水・やまがた百選」の「薬師様の水」で入れたお茶と、たらふく工房で加工した最上町特産のアスパラを使った1本漬けをいただきながら、懇談しました。アスパラの1本漬けは生姜が効いていて、アスパラ本来の甘さを生かすため長く漬けないことがコツとのことです。

懇談の様子3 懇談の様子4

懇談では、様々な発言がありました。
「満沢小学校は地域の拠り所ですごく愛着があり、地域のみんなが集まって芋煮会や餅つきなどをしていたので、廃校となった時は涙がこぼれるくらい悲しい思いをしました。」との話がありました。こうしたことから、旧校舎を利用して自分たちで何かできないかと知恵を出しあい、自分たちの作った野菜で漬物加工をしようかと町に相談し、他事例の視察など勉強を重ね、平成29年3月に農家レストランをオープンしたとのことです。
「私たちは、昔から伝わってきた、母親やお姑さんから教わり自然に覚えた料理なら作れる。他の農家レストラン等を視察し、そういう料理でも売り物になるんだと自信ができ、目標を持って活動しています。」
「私たちの料理を食べて、故郷を思い出したと言ってくださるお客さんもいます。最近はリピーターも増えてきて、お土産を持ってきてくれる仲になっています。」
「バター餅は研究を重ね完成させたもの。レシピを教えてほしいという問い合せがたくさんあります。」

懇談の様子5 懇談の様子6

また、「自分たちの年齢を考えると、この活動が一過性で終わることなく、次の世代につないで続いていってほしい。そのためには楽しみだけでなく儲けも大事。まずは、多くの人に足を運んで食べてもらいたいです。」

スタッフのみなさんと記念撮影

(知事からひとこと)
たらふく工房満沢の活動は、そもそも最初に想いがあって始まったことがわかりました。仲間が集まって活動することに意味があり、地域活性化の原点であると思います。人生100年時代、一人ひとりが主役として、いつまでも元気に活動して下さい。皆さんありがとうございました。

お問い合わせ

総務部広報広聴推進課 

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