更新日:2023年9月27日

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CSF(豚熱)への対応について

CSF(豚熱)は、CSFウイルスが豚とイノシシに感染して起こる病気であり、人に感染することはありません。CSFに感染した豚の肉や内臓が市場に出回ることはありません。CSFに感染した豚の肉や内臓を食べても人体への影響はありません。

CSF(豚熱)とは

  • CSF(classical swine fever)は、CSFウイルスの感染による豚とイノシシの熱性伝染病で、強い伝染力と高い致死率が特徴です。
  • 以前は、豚コレラ(とんこれら)と呼ばれていました。
  • 感染豚は、唾液、涙、糞尿等にウイルスを排出し、感染豚との接触や汚染器具等を介してウイルスが伝染します。
  • 治療法はなく、発生した場合の影響が甚大であることから、家畜伝染病予防法で家畜伝染病に指定されています。

県内の現況

県内の現況については、下記のリンクをご参照ください。

国内における豚熱の発生について(農林水産部畜産振興課サイトへリンク)

対応状況

  • 庄内食肉流通センターの防疫体制

庄内食肉流通センターでは、「豚熱に関する特定家畜伝染病防疫指針」に基づき、交差汚染防止対策を実施しています。

ワクチン接種農場と非接種農場を時間帯で区別して搬入しています。

出入口にシャワーゲート及び動力噴霧器を設置し、家畜輸送車を消毒しています。

シャワーゲートでの消毒

動力噴霧器による消毒

 

  • 庄内食肉衛生検査所のと畜検査体制

庄内食肉衛生検査所では、と畜場法に基づき、と畜検査員(獣医師)が搬入された豚を全頭検査しています。

CSF感染豚の肉や内臓は、検査で不合格となり廃棄されるため、市場に流通することはありません。

豚肉、イノシシ肉の喫食について

ウイルスはそれぞれ感染しやすい動物があり、CSFウイルスは豚やイノシシに感染するウイルスです。

CSFウイルスが人の体内に入っても、ウイルスは人の細胞には侵入できずに排出されます。

CSFに感染した豚肉を食べても、人に感染することはなく、人体への影響もありません。

県民の皆様へ

CSFは人に感染しません。CSFに感染した豚の肉や内臓を食べても人体への影響はありません。

正しい情報に基づいて、冷静に対応してくださるようお願いいたします。

お問い合わせ

防災くらし安心部庄内食肉衛生検査所 

住所:〒999-7762 東田川郡庄内町家根合字中荒田21-7

電話番号:0234-45-1285

ファックス番号:0234-42-3850