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更新日:2024年8月1日
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野生鳥獣による農作物被害を防ぐためには、1つの対策だけに頼らず、生息環境管理、被害防除対策、捕獲を総合的かつ継続的に行うことが重要です。また、個人による対策だけでなく、集落全体で同じ意識を持ち、みんなで対策することも大切です。
集落に鳥獣を寄せ付けないために、鳥獣の餌になるもの、隠れ家になる場所をなくすことが重要です。
〇人にとってはゴミでも、クマなどの鳥獣にとっては生ゴミも餌になります。畑に放置している野菜や収穫期を過ぎた果物をそのままにしていると鳥獣を誘引することになりますので、取り除きましょう。
〇鳥獣はやぶなどに身を隠して移動します。やぶなどをそのままにしておくと、鳥獣がやぶなどを寝床にするおそれがあります。鳥獣の隠れ家となるやぶなどは刈り払い、見通しをよくしましょう。
農作物を鳥獣から守るために、田畑に入らせないことが必要です。
〇効果のある適切な侵入防止柵(電気柵、ワイヤーメッシュ柵など)を設置しましょう。侵入防止柵を設置した後は、管理が必要です。特に電気柵は、漏電を防ぐために草刈りを行いましょう。
〇適切な追払いにより田畑に鳥獣を近づけないようにしましょう。
市町村では、電気柵などの設置費用の補助を行っている場合がありますので、御相談ください。
捕獲は生息環境管理、被害防除対策と組み合わせて、効率的に行うことが重要です。
捕獲だけに頼った対策では、食べ物を求めて他の場所から鳥獣が移動してきます。
有害鳥獣の捕獲については、市町村に御相談ください。
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