更新日:2024年10月1日
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近年の「インフラツーリズム」に対する人気の高まりを背景に、ダムを観光資源として活用し地域振興につなげる取り組みが全国的に行われており、その一つとしてダム内部に酒類等を貯蔵する事例が増えてきております。
山形県においても、ダム施設活用の一環として地元酒造組合等との連携により、県土整備部が管理するダムにおける日本酒・ワイン等の貯蔵・熟成実験の取り組みを実施します。
ダム施設内の一部は年間を通して一定温度(約10℃前後)であり、空調設備不要で貯蔵・熟成が期待できます。今後、貯蔵酒の品質についてダム貯蔵の有効性を検証するとともに、販売、広報、ブランディング等を通じて地域活性化への支援を進めてまいります。
令和6年9月17日(火)蔵王ダム堤体内において貯蔵実験に係る覚書締結式を執り行い、ダム堤体内監査廊に約2300本の日本酒が貯蔵されました。貯蔵実験期間は、熟成速度を適宜確認したうえ、最長3年を予定しております。
・山形県酒造組合
・出羽桜酒造(株)
・月山酒造(株)
・和田酒造(資)
・(株)六歌仙
・(株)鈴木酒造店長井蔵
・東の麓酒造(有)
・米鶴酒造(株)
蔵王ダムは山形市上宝沢に位置する多目的ダムです。
令和6年9月20日(金)前川ダムにおいて貯蔵酒を搬入し、ダム堤体内監査廊に約2400本のワインが貯蔵されました。貯蔵実験期間は、最長3年を予定しております。
(株)ベルウッドヴィンヤード
前川ダムは上山市川口に位置する治水ダムです。
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