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更新日:2024年8月20日
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レジオネラ症はレジオネラ属菌が原因で起こる感染症で、免疫機能や抵抗力の低下している人、高齢者に発症者が多く見られます。
特に問題となるのがレジオネラ肺炎で、潜伏期間は2~10日、主な症状は高熱、悪寒、筋肉痛、吐き気、意識障害などであり、多臓器不全を起こし死亡する場合もあります。
レジオネラ属菌は土壌や淡水など身近に存在し、アメーバなどの原虫に寄生して増殖しており、アメーバが作る生物膜といわれるヌメリを棲家にしています。
20℃から50℃で増殖し、入浴施設の浴槽水やシャワー水の温度に近い36℃前後が最も増殖に適した温度と言われています。工アロゾル(目に見えないような細かい水滴)とともに飛散し、人の呼吸器系に侵入してレジオネラ症を起こします。
感染源となる可能性がある施設は、循環式浴槽、冷却塔、加湿器、給湯設備、人工の滝や噴水などで、その施設内でアメーバなどのヌメリがあると増殖してしまいます。
入浴施設を営業する方は、以下を参考にして浴槽等の衛生管理を適切に実施してください。
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