更新日:2024年9月24日
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※ 経歴
所属 刑事部組織犯罪対策課 国際捜査係
階級 警部補
採用年 平成6年4月
経歴 地域警察官や国際捜査係として勤務
平成11年、中国語通訳員に指定
組織犯罪対策課の国際捜査係長として、主に中国語の通訳を必要とする犯罪捜査に携わっています。このほかにも、運転免許手続、外国人用防犯広報チラシの作成、翻訳業務や県内在住の外国人に対する防犯研修なども行っています。
また、外国出身の方々から相談を寄せられることもありますが、中国語、英語、ベトナム語、韓国語、ロシア語など、通訳員となっている警察職員の手配を行ったり、通訳員のスキルアップのための研修会を行ったりもしています。
通訳員になったばかりのころ、経験も浅く、不安だったのですが、事件捜査に携わる捜査員から「通訳頼む!」と声をかけられ、この仕事を頑張ろうと思えました。
対応した外国出身の方から「自分の言いたいことをうまく訳してくれて助かった。ありがとう。」と、感謝されることもあり、役に立っているという実感、やりがいを感じます。
勤務時間は平日8時30分から17時15分まで、土日祝日は休日です。当直勤務も、1か月に2回程度あります。
事件が発生すると時間を問わず対応することや、捜査本部が立ち上がるような大きな事件では、休日返上となる場合もありますが、その分、振替休日がありますので、オンとオフの切り替えができています。
子供の学校行事への参加、通院や子供の養育のためなど、休暇を取得する必要がある場合は、気軽に申請することができ、育児と仕事を両立することができています。
私の趣味は、旅行ということもあり、海外旅行に出かけます。山形県警察は、月に1日以上の年休取得を推奨する月一年休制度や、7月から9月までの期間に合計12日間の休暇取得を推奨する夏季休暇制度など職場環境が整っており、休みがとりやすいと思います。
このような休暇制度を利用し、たびたび訪れる台湾では、観光を楽しむことはもちろん、現地の方々と中国語でコミュニケーションすることで語学力のレベルアップにもなり、趣味が実益につながっています。
もちろん普段は家族と県内の観光地もよく訪れており、その体験は円滑な外国人とのコミュニケーションに役立っています。
警察官の仕事にはたくさんの分野がありますので、皆さんの個性を発揮して活躍する場面が必ずあります。
私は大学時代、白衣を着て研究に明け暮れていた理系女子でした。当時、近所にある駐在所のお巡りさんに勧められ、警察官を受験しました。体力には自信がありませんでしたが、警察学校で同期生と支え合いながら訓練などに取り組み、今では、良い思い出になっています。
警察官になったばかりの頃は、通訳員という仕事すら知らなかった私に、当時の上司が中国語の研修を勧めてくれたことがきっかけで、今に至っています。この間、様々な不安がありましたが、上司や先輩の優しいサポートを心強く感じたことを思い出すことがあります。警察組織は、研修制度も整っていますので、県内だけでなく、全国警察の通訳員が研修できる制度もあり、通訳員としてのスキルアップも図れます。
私の携わっている中国語だけでなく、英語の資格を持っている方など、採用試験で外国語の加点制度もありますので、是非受験していただき、自分のスキルを仕事にいかしてみませんか?
自分の特技を県民の安全安心を守ることにいかすことができ、やりがいにもつながります。
是非、みなさんの能力を山形県警察で発揮してみませんか!