「命の大切さを学ぶ教室」
山形県警察では被害者も加害者も出さない街づくりとして「命の大切さを学ぶ教室」を開催しています。酒田警察署では酒田市立東部中学校、山形県立遊佐高校で開催しました。
被害者も加害者も出さない街づくり
交通事故で当時小学校1年生だった娘さんを亡くされた渡邊理香さん(山形県在住)を講師にお招きし、「もう一度会いたい~伝えたい想い~」と題してお話をしていただきました。
渡邊さんは
- 人間が1人生まれることは奇跡的な出来事であること
- 皆さんの誕生日は、周囲に感謝を伝える日であって欲しいこと
- 25年前、病気で意識を失ったドライバーが登校班に突っ込んできて、娘さんの命が奪われたが、今でも辛く悲しい思いをしていること
- 娘さんが亡くなって4年後、検察審査会で起訴された加害者が執行猶予の判決を受けたが、いまだに謝罪の言葉が無いこと
- 被害者をありのままの姿で受け止め、支えていくことが大切であること
- 心が苦しくなったら1人で抱え込まず、誰かに悩みを打ち明けて欲しい。
- 6歳でこの世を去った娘が叶えられなかった命のバトンを皆さんで繋いで欲しい
ことを呼びかけていました。
令和3年11月5日酒田市立東部中学校で開催の様子
令和3年12月17日山形県立遊佐高等学校で開催の様子