東北中央自動車道「村山本飯田IC～大石田村山IC」間の開通について知事コメント

　この度、国土交通省が事業を進めております東北中央自動車道「村山本飯田IC～大石田村山IC」間（延長4.5km）が、令和3年12月11日に開通することとなりました。

　今回の開通により、東北中央自動車道の全線開通に向け、また一歩着実に前進することとなります。今回の開通区間は、今春、政府の「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策」に基づき財源が確保された結果、約1年前倒しで今年度内の開通と発表されたものです。
　この開通は、村山市・大石田町をはじめ、沿線地域の皆様が心待ちにしていたものであります。地域の皆様のご協力をいただきながら、国土交通省において、また、追加ICなどは県も含めて工事を進めた結果、本格的な降雪前の開通となりましたことは、大変喜ばしく思っております。また、貴重な用地の提供など、事業にご協力いただきました皆様や、国土交通省をはじめ関係機関の皆様に厚くお礼申し上げます。

　「東根北IC～大石田村山IC」間については、早期開通を強く要望してきた区間であり、今回の開通区間に続く「東根北IC～村山名取IC」間も令和4年内に開通する見通しであります。
　今後も引き続き必要な財源が確保され、全線開通が実現すれば、村山地域のみならず、最上地域、更には広く沿線地域において、産業・観光の振興、救急医療の充実など、大きなストック効果の発現に繋がるものと期待されます。

　今後とも、「人と自然がいきいきと調和し、真の豊かさと幸せを実感できる山形」の実現に向け、東北中央自動車道をはじめ、高規格道路ネットワークが早期に完成するよう、県としても関係機関や県民の皆様とともにしっかりと取り組んでまいります。

令和3年11月17日