更新日:2024年7月24日

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トリカブト

 

トリカブトは、キンポウゲ科の植物で、有毒成分としては、アルカロイドの「アコニチン」「メサコニチン」「アコニン」などを含んでいます。

唇のしびれ、嘔吐、めまい、四肢の麻痺、呼吸麻痺などの症状があらわれます。

県内のトリカブトによる食中毒事例では、ニリンソウやシドケとまちがえて採取した事例が多く発生しています。

特に芽吹きの頃は、これら食べられる山菜との見分けが難しく、また、同じ場所に生えていることも多いため、注意が必要です。

ニリンソウ、モミジガサ(シドケ)、トリカブトの特徴
  ニリンソウ モミジガサ(シドケ) トリカブト
中心部が空洞 太く、中心部が空洞 中心部まで詰まっている
葉柄 根元から一本立ちして、枝分かれ状にはならない 茎に葉柄が枝分かれ状に付いている 茎に葉柄が枝分かれ状に付いている
葉はよく見ると3枚で、それぞれに切れ込みがある 表面に光沢があり厚く柔らかく、モミジ状で裂け目が深い 葉は1枚であるが、深い切り込みがあって何枚かあるようにみえる

トリカブトとニリンソウ

 

 

(左:ニリンソウ、 右:トリカブト)

【資料】山形県衛生研究所

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