更新日:2020年10月26日

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遺伝子組換え食品の表示

遺伝子組換え食品の表示

消費者が商品を選択できるよう、遺伝子組換え食品の表示が義務づけられています。

表示方法

現行の表示方法
表示義務 遺伝子組換え食品の使用状況 表示例
義務 遺伝子組換え食品を使用している

大豆(遺伝子組換え)

食用大豆油(高オレイン酸遺伝子組換え)

義務 遺伝子組換えと組換えでない原材料を分別していない 大豆(遺伝子組換え不分別)
任意

遺伝子組換え食品を使用していないが、製造過程等で遺伝子組換え食品が混入

(混入率を5%以下に抑えている。混入がない場合も含む。)

大豆(遺伝子組換えでない)

遺伝子組換え食品の任意表示制度が改正されました。(2023年4月1日施工)

※義務表示制度に変更はありません。

施工後は改正前の表示は認められません。施工前に、早めに表示の切換えを行いましょう。

改正後の表示方法
変更点 表示義務 遺伝子組換え食品の使用状況 表示例
なし 義務 遺伝子組換え食品を使用している

大豆(遺伝子組換え)

食用大豆油(高オレイン酸遺伝子組換え)

なし 義務 遺伝子組換えと組換えでない原材料を分別していない 大豆(遺伝子組換え不分別)
あり 任意

遺伝子組換え食品を使用していないが、製造過程等で遺伝子組換え食品が混入

(混入率を5%以下に抑えている。)

大豆(分別生産流通管理済み)
あり 任意

遺伝子組換え食品を使用していない

(混入がないと認められる)

大豆(遺伝子組換えでない)

大豆(非遺伝子組換え)

表示が必要な食品

生鮮食品

大豆(枝豆及び大豆もやしを含む。)、とうもろこし、ばれいしょ、なたね、綿実、アルファルファ、てん菜、パパイヤ

加工食品

種類 表示が必要な原材料
1 豆腐・油揚げ類 大豆
2 凍豆腐、おから及びゆば 大豆
3 納豆 大豆
4 豆乳類 大豆
5 みそ 大豆
6 大豆煮豆 大豆
7 大豆缶詰及び大豆瓶詰 大豆
8 きな粉 大豆
9 大豆いり豆 大豆
10 1から9を主な原材料とするもの 大豆
11 大豆(調理用)を主な原材料とするもの 大豆
12 大豆粉を主な原材料とするもの 大豆
13 大豆たん白を主な原材料とするもの 大豆
14 枝豆を主な原材料とするもの 枝豆
15 大豆もやしを主な原材料とするもの 大豆もやし
16 コーンスナック菓子 とうもろこし
17 コーンスターチ とうもろこし
種類 表示が必要な原材料
18 ポップコーン とうもろこし
19 冷凍とうもろこし とうもろこし
20 とうもろこし缶詰及びとうもろこし瓶詰 とうもろこし
21 コーンフラワーを主な原材料とするもの とうもろこし
22 コーングリッツを主な原材料とするもの
(コーンフレークを除く)
とうもろこし
とうもろこし
23 とうもろこし(調理用)を主な原材料とするもの とうもろこし
24 16から20を主な原材料とするもの とうもろこし
25 冷凍ばれいしょ ばれいしょ
26 乾燥ばれいしょ ばれいしょ
27 ばれいしょでん粉 ばれいしょ
28 ポテトスナック菓子 ばれいしょ
29 25から28を主な原材料とするもの ばれいしょ
30 ばれいしょ(調理用)を主な原材料とするもの ばれいしょ
31 アルファルファを主な原材料とするもの アルファルファ
32 てん菜(調理用)を主な原材料とするもの てん菜
33 パパイヤを主な原材料とするもの パパイヤ

※「主な原材料」とは、原材料の上位3位以内で、かつ、全重量の5%以上を占めるものをいいます。

従来のものと組成、栄養価等が著しく異なるもの

  • 高オレイン酸大豆

    熱による酸化が起こりにくいオレイン酸が、従来の大豆より多く含まれています。

  • ステアリドン酸産生大豆
    ステアリドン酸が従来の大豆より多く含まれています。
  • 高リシンとうもろこし

    動物の成長に必須であるリシン(アミノ酸の一部)が、従来のとうもろこしより多く含まれています。

表示に関する補足事項

大豆油やしょう油などは、組換えられたDNA及びこれによって生じたたん白質が加工工程で除去・分解されるため表示が省略できます。

遺伝子組換え食品とは

遺伝子組換え食品の概要は、こちらをご覧ください。(厚生労働省ホームページ(外部サイトへリンク)

関連リンク

お問い合わせ

防災くらし安心部食品安全衛生課食品衛生企画担当

住所:〒990-8570 山形市松波二丁目8番1号

電話番号:023-630-2621

ファックス番号:023-624-8058