更新日:2024年5月10日
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「ひきこもり」はさまざまな要因によって社会参加の場面が狭まり、仕事や就学の場が長期にわたって失われている状態をいいます。
「ひきこもり」の状態が続くと、ご本人だけでなく、ご家族も心配や焦りなどから疲れきってしまっていることがしばしばあります。そしてその疲れがご家族の生活にもさまざまな影響を与えてしまいます。
あてはまることがあったら、疲れすぎ・エネルギー不足のサインかもしれません。まずはご家族が少しゆったりでき、元気を取り戻すことも大切です。
「ご本人が苦しんでいるのに、自分が楽しむのは気がひける」という方もいるかもしれません。しかし、ご家族自身が社会から孤立するといろいろな情報が遮断されて、家庭内が行き詰った感じになりがちです。
むしろご家族が積極的に外に出て生活を楽しむことで、家の風通しをよくしましょう。そのうちに、さまざまな選択肢があることがご本人にも伝わり、解決の糸口につながるかもしれません。
心配を自分だけで抱える負担は大変なものです。そうして疲れきってしまうと、新しいアイデアも浮かびにくく、身動きがとれなくなってしまうようなこともあります。まず誰かに話をしてみることでご自分の気持ちを楽にしてみませんか?相談することでアドバイスや勇気づけが得られたり、これまでとは少し違ったさまざまなアイデアや糸口が見えてきたりするものです。
ご家族が援助機関とつながることは、ひきこもっているご本人自身が相談に出かけるためのきっかけとしてとても大切なことです。ご本人が相談の場に自分で最初から出向くことは少ないので、とりあえずご家族が定期的に行くことのできる援助機関を見つけることは大切です。
援助機関への相談は、あなたのご家族の「ひきこもり」を打開する大きな一歩になるかもしれません。
まずは、お気軽にご相談ください。
個人情報の取り扱いについて
必要な時には、相談者の了解を得た上で、関係する他機関に情報を提供し相談しながら支援を行います。また、個人情報については、厳重に取り扱います。
ひきこもりについての理解を深めていただき、ひきこもりに悩むご本人やご家族が早期に相談窓口につながれるよう、村山保健所では、「ひきこもり支援ガイドブック」を作成しました。ひきこもりに関する基礎知識や関わり方のほか、村山地域の相談支援機関の一覧を掲載しております。以下よりダウンロードできますので是非ご覧ください。
ひきこもり支援ガイドブック(PDF:3,867KB)
ひきこもり相談窓口に関するチラシも作成しましたので、村山保健所からのお知らせ(PDF:321KB)からご覧ください。
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