更新日:2024年3月7日

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農林水産業分野の適応策

農作物の高温耐性品種の開発やかんきつ類など暖地型作物の導入の検討など、温暖化に対応した技術開発を進めます。

事業の内容 令和5年12月までの実施状況とその評価 改善事項と今後の対応

試験研究

生態等のモニタリング事業

試験研究、モニタリング事業等実施中 継続して実施

 

家畜の暑熱ストレス軽減技術の開発や暖地型飼料作物の栽培技術の確立に向けた研究開発を進めます。

事業の内容 令和5年12月までの実施状況とその評価 改善事項と今後の対応

試験研究

生態等のモニタリング事業

家畜の暑熱ストレス軽減技術の開発や暖地型飼料作物の栽培技術の確立に向けた研究開発等を実施 引き続き地球温暖化対応プロジェクトとして畜産関係の研究等を実施していく

 

水産資源について、気候変化に対応した養殖生産・資源造成技術と漁獲技術の研究開発等により生産性向上や資源の持続的利用管理技術の確立を図ります。

事業の内容 令和5年12月までの実施状況とその評価 改善事項と今後の対応
試験研究

【水産研究所 暖海性魚種を対象とする新漁業技術開発】
・ケンサキイカなどの暖海性魚種について本県の新たな漁獲対象種とする漁業技術の開発のため、本年度から生態・漁場調査、漁具漁法調査等を開始した。
(本年の実施状況)
・6~8月 ケンサキイカについて漁業種別の漁獲組成調査、産卵調査、西日本の日本海側の主産地(山口県須佐)視察による漁具漁法の検討 
(評価)
・産卵調査では、本県沿岸でケンサキイカと思しき卵塊を採捕して仔魚発生まで管理し、DNA解析により本種と同定した。本県沖で漁獲されるケンサキイカは索餌のための西日本からの来遊群と考えられてきたが、これにより本県沿岸での再生産の可能性も出てきた。また、主産地視察で得られた情報により、漁具作製上の留意点等が明確になった。
【内水面水産研究所 置賜白川におけるダム湖産アユ資源の造成に関する調査】
・4月~5月におけるダム上流域の環境DNA解析の結果、低濃度だがアユのDNAが検出されており、アユの再生産が示唆された。
【温暖化技術対応アドバイザーの設置経費】
(勤務実績)
水産研究所 令和3年4~12月 計8日間
(評価)
試験研究の調査計画立案への貢献、所内セミナーの開催による職員資質の向上

【水産研究所 暖海性魚種を対象とする新漁業技術開発】
 今後、ケンサキイカの漁具を試作し、次年度は協力漁船において漁具・漁法の調査操業を実施する予定である。
 ケンサキイカの卵塊が見つかったことから、将来の資源管理のあり方の検討のため、本県沿岸で産卵時期や成長状況などの生態調査に本格的に取り組む。
【内水面水産研究所 置賜白川におけるダム湖産アユ資源の造成に関する調査】
他府県の陸封アユの状況を聞き取り、その卵の導入が可能な場合、卵放流を検討
し、引き続き睦封アユ資源造成を図る。
【温暖化技術対応アドバイザーの設置経費】
水産研究所の枠内に留まらない、水産関係研究への温暖化対応の助言指導の推進

海面漁業の成長産業化や内水面漁業・養殖業の振興等に向けたオーダーメイド型支援 4月10日から5月1日の期間で計画の募集を行い、審査委員会において21案件を承認した。 次年度より各事業主体が定めた目標値に対する実績値の評価を行い、未達の事業については必要な指導等を行う。
藻場保全活動団体等の活動
活動組織の技術指導
県内4つの活動組織が、藻場保全(2組織)、内水面の生態系の維持・保全・改善(1組織)、海の安全確保(1組織)の活動を実施している。 毎年度末に組織ごとに活動の自己評価を行い、地域協議会で評価方法や取組み方等について必要なアドバイスをすることとしている。

お問い合わせ

環境エネルギー部環境科学研究センター環境企画部

住所:〒995-0024 村山市楯岡笛田三丁目2番1号

電話番号:0237-52-3124

ファックス番号:0237-52-3135