ホーム > くらし・環境 > 消費生活 > 注意喚起情報 > 過去の注意喚起情報(県独自) > 「アナログ回線に戻すと安くなる」との電話勧誘に注意!~契約は慎重に~
更新日:2024年3月11日
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「光回線からアナログ回線に戻すと電話料金が安くなる」と電話があり、不要な契約を締結してしまったとの相談が多数寄せられています。
契約中の大手電話会社の名前を出し、「アナログ回線に戻すと電話料金が安くなる」と電話で勧誘されたので、アナログ回線に戻すための契約だと思って承諾した。ところが、後で渡された契約書を見たら、聞いたことのない事業者とサポートの契約をしたことになっていた。
事業者から、アナログ回線に戻すための工事は自分で依頼するよう指示があり、半年後にサポート契約を解約してよいと言われたが、電話料金の他に月額3000円ほどの料金がかかり、半年以内の解約は違約金が発生するとのこと。よく考えると不要な契約だと思うので解約したい。
光回線をアナログ回線に戻すには、契約先に申し出ればよいのであって、別の事業者との特別な契約は必要ありません。アナログ回線に戻すための工事費用についても確認しておきましょう。
契約後であっても一定の期間内であれば、無条件で契約解除できる場合があります。
大手電話会社の名前を出したので大手電話会社からの電話と思って契約してしまった、契約内容はよくわからなかったが安くなるならと思って契約してしまった、という相談が多く寄せられています。
契約する前に、相手業者の名称、サービス名、サービス内容、料金、解約条件などをもう一度よく確認し、不明な点があればわかるまで説明を求めましょう。
不要なときは、「必要ありません」「お断りします」ときっぱりと断りましょう。
契約はその場で判断せず、家族や周囲の人に相談してから慎重に決めましょう。
契約書が届いたら、そのままにせず、必ずすぐに確認しましょう。
意図しない契約をしてしまっていないか、契約前の説明と違っていたり、説明されなかった重要事項が書かれていたりしないか、よく読みましょう。
不審に思ったときは、一人で悩まずにできるだけ早く相談してください。