更新日:2025年3月10日
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(画像出典:A-PLAT)
気象庁(山形地方気象台)では、過去のアメダスデータを公開しています。
年平均気温の推移を、地域ごとの違いを比較するため解析開始年度を揃えて整理しています。
庄内地域と内陸の都市部の上昇率がやや高くなっています。
〇代表的な地点の年平均気温の推移:山形、酒田、新庄(1958年~2023年)
〇県内20地点の年平均気温の推移(1977年~2024年)(JPG:495KB)
熱中症対策には暑さ指数(WBGT)が用いられますが、28℃以上で危険性が高まるといわれています。
山形市のWBGT高値日数と県内の熱中症による救急搬送者数の推移のグラフを見ると、近年、WBGT日最高値が28℃を超える日、31℃を超える日が増えてきており、それと同時に熱中症による救急搬送者数も増えています。今後も気温が上昇し、WBGT高値の日が増加することが想定されるため、熱中症への対策が必要です。
「暑さ指数(WBGT)の実況と予測」(環境省)(外部サイトへリンク)及び「熱中症による救急搬送について(消防救急課)」を元に当センターで作成しました。
〇日常生活における熱中症予防指針
日本生気象学会「日常生活における熱中症予防指針Ver.4」(2022)より
アメダスのデータをもとに、年度ごとに積雪深が0cmになった日を整理すると、一部の地域では雪解け期の早まりが確認できます。
激しい雨の増加と降水日の減少による地下水の保水量の減少が懸念されています。冬季の積雪量の減少や雪解け期の早まりにより、稲作への影響もいずれみられるようになるかもしれません。
国立環境研究所気候変動適応センターのA-platのホームページでは、このほかにも様々なアメダスデータの解析、解析データ公開を行っています。
詳しくは⇒これまでの気温・降水量の変化(A-PLAT)(外部サイトへリンク)
河川水温の上昇は、魚類等の水生生物の生息環境に影響を与えます。
県では、水質汚濁防止法に基づく公共用水域の水質測定の中で、水温の測定を行っています。
県内の主要な漁場となっている河川(水生生物保全に係る水質環境基準の類型指定が行われている河川)等について水温の変化をみると、小河川では大きな影響は見られませんが、最上川本川、赤川などの大きな河川や、湖沼・海域では水温の上昇(赤い線が右上がり)が確認できます。
〇代表的な地点の水温(1年移動平均)の推移:最上川(糠野目橋・碁点橋・両羽橋)
〇県内公共用水域16地点の水温(1年移動平均)の推移(JPG:591KB)
山形新聞の地域欄において県内各地の桜の開花状況が長年にわたって公開されています。
当センターでは、このデータからサクラ(ソメイヨシノ)の開花日の変化を解析しました。気温の変化同様、地域により差はありますが、いずれの地点でも有意な早まりが確認できます。
植物は気候の変化に敏感です。地球の温暖化により果樹の品質低下が懸念されていますが、開花の早まりとともに収穫時期の早まりも想定されます。
詳しくは⇒山形県におけるサクラの気候変動影響
月山のふもと標高約800mにある県立自然博物塩(ネイチャーセンター)は、平成3年の開園以来、毎年植物の開花や動物の初鳴きなどの観察を実施しています。
このたび、これまでの貴重なデータを提供いただきましたので、時期の変化を解析しました。温暖化に伴う気候変動にりより、動植物の動きが変わってきていることがわかります。動植物は人間以上に気候の変化に敏感です。動植物の観察をとおして、気候の変化が感じられます。
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