更新日:2023年9月22日
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北見方式の技術を用いて設計・整備されたサケのふ化場では回帰資源が増加し、単純回帰率も他河川と比較して高くなりました。
漁港内等を活用した養殖種として期待されているフサイワヅタの成長は、水温24℃、5kluxの照度が適していました。
底びき網漁船の活エビ出荷技術開発の課題となるゲンゲ類の混獲は、漁具の胴尻網に排出口を設ける漁具改良により約3割軽減できます。
メタボローム解析によりマダイ刺身の構成成分の経時変化を調べたところ、熟成に伴い構成アミノ酸と糖の濃度が上昇し、これらの物質群が熟成に伴う複雑な味の増加に関連していることが示唆されました。
サケにおいてギン銘柄に比べブナ銘柄の方がK値の上昇が速く、尾に近い部位は頭に近い方に比べてK値のばらつきが大きい上、上昇も速いことがわかりました。
取り上げ前に海水と淡水でそれぞれ9日間飼育したサクラマスを比較すると、海水仕上げの方が有意に遊離アミノ酸総量が多いことがわかりました。
サケ冷凍品を氷水または20℃水により解凍してドリップ量と色調を比較した結果、ドリップ量が抑えられた氷水中での解凍が推奨されました。
活魚の蓄養に使用する初期投資及びランニングコストを抑えられる活魚水槽システムを開発しました。
底びき網漁船の操業障害を引き起こす程の大量の小型ホッケ(2019年級)が“たら場”に出現しました。今後、大型ホッケの漁獲増加の可能性が高いと考えられました。
山形県沿岸水温の1991~2020年の平均値(更新後の平年値)は多くの月及び水深で1981~2010年の平均値(更新前の平年値)よりも高いことが示されました。直近2年(2019、2020年)は“はなはだ高い”という評価が多く、顕著な高水温となっていました。
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