更新日:2023年9月22日
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漁期中のマダラ成魚漁獲量について、前年の未成魚漁獲量、前年4~5月の動物プランクトン発生量を変数とした重回帰式による予測方法を開発しました。従来法よりも早期に予測を発信できるため、資源の有効利用による漁業者の収入増加への提案が可能となりました。
標識放流調査の結果、秋期に山形県沿岸に来遊したサワラ当歳幼魚の多くは日本海沿岸で越冬し、その一部は翌年の秋期に本県沖でサワラとして漁獲されることが確認されました。
本県のトラフグ漁獲量は、北部日本海における1~3年前の累計トラフグ放流尾数と正の相関があり、漁獲量の増大には相当数の放流尾数が必要であると推察されました。
マガレイの資源動向を推察するために必要な年齢別漁獲尾数について、欠測データの補完と、漁法別に銘柄別漁獲量データを解析することにより、算出方法を改良しました。
マダイの漁獲統計データを年齢分解し、コホート解析により資源量を推定したところ、近年の資源量は増加傾向であると判断されました。
マナマコ種苗生産において、紫外線殺菌昇温濾過海水処理法により受精卵を得ることができました。また、ウォーターバスを使用した小型水槽止水方式で管理することで、初期減耗が軽減され、安定した浮遊幼生の管理が可能になりました。
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