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更新日:2024年7月3日
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流行性角結膜炎は、アデノウイルスによる感染症です。このウイルスはとても感染力が強く、「はやり目」ともいわれています。
潜伏期間は1~2週間で、感染経路は飛沫感染、接触感染です。季節的には夏に多く、年齢では1~5才を中心とする小児に多くみられますが、大人でも罹患することがあります。
学校保健安全法では第3種の感染症として定められており、病状により学校医その他の医師において感染のおそれがないと認めるまで出席停止です。
潜伏期の後に急に発症し、まぶたの腫れ、流涙、結膜充血、めやにが主症状で、耳前リンパ腺腫脹や圧痛を伴うこともあります。
現在有効な抗ウイルス薬やワクチンはなく、対症療法的に抗炎症剤の点眼が行われます。さらに角膜に炎症および混濁がみられるときは、ステロイド剤を点眼します。細菌の混合感染に対しては抗菌剤の点眼が行われます。
接触感染予防のため、めやににふれないようにして、手洗いをしっかりおこない、洗面具やタオルの共用はしないようにしましょう。
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全国感染症発生動向調査週報(IDWR)(外部サイトへリンク)
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