更新日:2024年5月24日
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鶴岡市大山にある上池・下池のラムサール条約湿地登録15周年を記念したシンポジウムに参加しました。
内容は、湿地の重要性や周辺で見られる野鳥、植生や水質、江戸時代から続く浮草組合などの取組みや大山上池・下池産のレンコン料理のほか、大山小学校における俳句の取組み等、幅広く紹介されました。
休憩時には加茂水族館「魚匠ダイニング沖海月」の料理長によるサムライレンコン入り薬膳汁のふるまいがありました。(大山上池・下池産の天然レンコンは、一般に流通する品種改良された物とは異なり、細長く、刀のような形から「サムライレンコン」と名付けられました。)
意見交換では、本来の目的である農業用ため池としての利用と、多種多様な生きものが暮らす湿地環境について、どう調整しながら守り利活用していくのか、関係者で話合いを行う必要性等について意見が出されました。
今後地域の自然と人々がどう関わっていくべきか、改めて考えるよい機会となりました。
【取材:庄内PJA 佐藤(玲)】
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