更新日:2024年11月19日
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ほ場整備工事を予定している鶴岡市羽黒町の中川代地区で、動植物の生息状況を確認する「生きもの調査」を実施しました。今回は地区の子どもたち7名も参加し、地区内の素掘りの土水路周辺で魚や昆虫を捕まえました。
調査の結果、準絶滅危惧種のオオタニシやヌカエビのほか、昆虫や魚類など15種の生きものと多数の植物が確認されました。
調査に協力いただいた有識者からは「他地区に比べて見つけた種類が多く、個体のサイズも大きいことから、生きものの生息環境が整っている地区である」とのコメントをいただきました。
素掘りの土水路は生きものにとって住みやすい環境である一方、農家さんは日々の維持管理に苦労しています。生きものの生息環境を保全しつつ、農家さんの負担軽減を図ることのできるほ場整備計画となるよう、今後も話し合いを続けていきます。
【取材 2024年11月4日:庄内PJA 池田】
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