更新日:2024年2月7日
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鶴岡市朝日地域の七五三掛(しめかけ)地区では、平成21年の春に大規模な地すべりが発生したことから、地すべりの要因である地下水を下げるための「集水井(しゅうすいせい)」や「排水トンネル」などの工事を、農林水産省が平成30年度まで実施しました。
工事完了後は、施設の管理を行う山形県が、地下水位や土中のひずみの状況などを継続的に観測しています。
「七五三掛地区地すべり連絡会」は、観測データをもとに国の専門家のアドバイスや意見を聞くとともに、行政機関や地域農家の方へ情報を共有する場として毎年1回開催しています。
幸いにも、現時点では地すべりは落ち着いている状況ですが、今後も適正な管理に努めるとともに、観測を継続し関係機関と情報を共有しながら、地域農業が持続的に営まれることを期待しています。
【取材:庄内総合支庁農村計画課 大場】
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